教育論議をしていると、必ずといっていいほど「まずは親の教育が必要だ!!」という話になります。
私にはまだ子どもがおらず、子育て中の方と密に交わる機会も最近はほとんどないので、その件に関しては意見を言いづらい部分もあるのですが、昨今話題になっている給食費未納の問題を含め、確かに「んんん???」と思いたくなることも多々あります。
昨日は久しぶりに気の置けない小学校時代の友人と会っていろいろおしゃべりをしたのですが(彼女は二人のお子さんのお母さんです)、びっくりしたのは、何と小さな子どもを「おんぶ」しながら、あるいはスリングで前に抱えながら、
「スキー」
を楽しんでいるお母さんが結構いる、という話。
転んだりぶつかったりしたら危険なのでは???子どもが風邪を引いてしまうのでは???とにわかには信じられない気分になりました。
また、区内でテニス教室を開いている方からは、合宿時に出された食事を子どもが気に入らないからと言って、その子の分だけ外に買いに行って食べさせている親がいて唖然とした、という話も聞きました。
もちろん、一部の親御さんだけなのでしょうが、恐らく昔だったら考えられない現象なのでしょう。
でもそれは本人たちだけを責めればいいという問題なのではなく、その人たちを育てた上の世代の方々にも多かれ少なかれ責任があるといえるのではないでしょうか。
やっぱり時代を問わず、子どもに対する教育やしつけの問題は、社会においてとても重要なものなのだと実感します。
「今どきの親」の問題
2007年4月5日