中野区議会議員選挙の投票日から早二週間がたちました。
あの街中が選挙一色だった慌ただしい一週間がなんだか遠い昔のように感じられます。
実は、いろんな方から「候補者にとって、告示後の選挙本番一週間が一番楽しいんだよ」と言われていたのですが、私にとってはこの一週間がそれまでの活動の中で一番辛かったかもしれません。何せ限られた期間の中で、区内をどう回ればいいのか、どこで何をすべきなのか、初めての経験ということもあり、まったくの手探り状態で、どうしてよいかわからなかったからです。おまけにお天気は雨ばかり。。。昨年からの活動の疲労もピークに達し、事務所で動けなくなることもしばしばで、他候補の選挙カーの音を窓越しに聞きながら、焦りと不安の中で、無所属ひとり選挙の苦しさをここにきて、初めて実感していました。
そんな中でようやく迎えた選挙運動最終日。
勝手がわからないながらも、最終日の最後はやっぱり東中野駅に立とう、と決めていました。
スピーカーで演説をできるのは夜の八時までということで、八時以降はここまで活動を続けさせてくれた中野区の皆様に感謝をこめて「ありがとうございました」のご挨拶をしました。挨拶をしながら、なぜか涙が出てきてしまいました。私が立っているのに気付いて遠くから「今日、あなたに期日前投票をしてきましたよ!」と呼びかけてくださったご夫婦の声を聞いたときには、嬉しさと感動で崩れ落ちそうになるのをこらえるので必死に。。。
その後、夜10時頃をもって昨年夏から続けてきた私の政治活動&選挙活動は無事に終わりを迎えることができました。
そして次の日の投票日。
誰かとすれ違うたびに「この方は今日、投票に行ったのかしら??」などと考えながら(^^;)妙に緊張しつつ投票場に向かいました。投票用紙に書き終わった自分の名前を何度も確認し、投票場を後にしたときには「これで本当に終わったんだ」と体中から力が抜けていくのを感じました。
ちなみに中野区は翌日開票だったのですが、多くの方が即日開票だと勘違いしていたようです。その日は早く寝ようと思っていましたが、即日開票を行っている他区の開票状況が気になって結局一睡もできませんでした。
つづく