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運命の開票日

遅くなりましたが、前回のブログの続きです。

2007年4月23日(月)の朝8時半に開票は始まりました。

本当は家で布団をかぶって一人で結果を待とうと思っていたのですが、立会人を務めてくださる方に必ず来いと言われていたことを思い出し、緊張と不安と期待が入り混じった何ともいえない気分のまま、中野体育館に向いました。

(ちなみに選挙の開票作業は誰もが出入り自由で気軽に見ることができます)
「候補者は普通、事務所で結果を待つものじゃないの??」と後からびっくりされましたが、私の他にも何人か現場に来ていらっしゃいました。

広々とした体育館のフロアいっぱいに机が並べられ、そのまわりで大勢の人が立ち働いているのを二階席から眺めながら、自分たちの選挙のために、こんなに多くの人が。。。。と胸がいっぱいになったのを覚えています。

開票速報は10時に一回目が、11時に二回目が発表され、そして11時50分に最終確定されました。

各時間ごとに、入口付近で候補者の名前とその時点での得票数が書かれた一覧表が配られるのですが、それこそその瞬間には、待ち構えていたそれぞれの陣営のスタッフが(あるいは本人が)銀行の取り付け騒ぎのごとく、紙をもった担当者めがけて殺到していました。

しかし、早々と「当確出たよ~~♪」と電話している人たちを横目に私は最後の最後まで、じっと待つことに。

そしてようやくその瞬間が。。。

鷺宮から駆けつけてくださった大学の先輩と喜びを分かち合ったのも束の間、早速お祝いの電話やメールが次々と入ってきました。

当落のボーダーラインと私の得票数の差はたった百票。正直、当選したという喜びよりも、ほっとしたという気持ちの方が強かったかもしれません。区議選の厳しさと一票の重みを改めてかみしめつつ、自分に一票を投じてくださった方々に心から感謝しながら、体育館をゆっくりと後にしました。

事務所に戻ると、早速郵便屋さんが当選のお知らせを配達してくれ、その後、副区長さんがおともを引き連れて事務所に起こしになりました。私はその場にいなかったのですが、選挙事務所らしからぬ小さなマンションの一室に母親が一人という状況に、副区長さんたちは大変戸惑っていたようです(笑)

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