東京区政会館

先週、一昨年に竣工された「東京区政会館」で開催された、特別区の議員対象の勉強会に出席してまいりました。実は私、議員になるまでこの建物の存在を知らず、せいぜい3階建てくらいの古いビルだろうな、駅からエライ近いけど飯田橋にそんな建物あったっけ、なんて思いながら出かけたのですが、いやはやびっくり、東西線の地上出口を出てきょろきょろ探していたら、その真上にそびえたつものすごい立派な建物こそが目的地の東京区政会館でございました。
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その存在意義として、
「東京23区の自治発展のシンボルとして、23区の連絡調整をはかり、相連携して自治を発展させるため、会議体や調査研究を行う場を提供しています(パンフレットより)」
とのことなんですが、何もここまで立派な建物を建てる必要があるのかしらん、会議や調査研究だったら都庁の中ででもできないものなのかなあ、なんて思ったのですが(でもそれでは23区のプライドが許さないのか??)
事務局の方いわく、テナント料だけで十分賄っていけるので、それぞれの区からは年間使用料として一律50万円しかもらっていません、とのこと。
しかしよくよく見てみると、低層階のコンビニや飲食店をのぞき、21階建のビルを占めているテナントと言えば、
1 特別区区議会議長会事務局
2 特別区競馬組合
3 特別区協議会
4 特別区長会事務局 
5 特別区人事・厚生事務組合
6 特別区職員労働組合連合会
7 東京23区清掃一部事業組合
8 (財)東京都区市町村振興協会
9 (社)首都道路協議会
10 (有)共済企画センター
11 東京都特別区選挙管理委員会連合会
12 東京都国民健康保険団体連合会(ここが7フロアを占めている)
13 東京23区清掃協議会
と公共団体ばかり。
最後に2フロアだけやっと一般区民が利用できる「特別区自治情報・交流センター&首都大学東京オープンユニバーシティ飯田橋キャンパス」が出てきます。
要は「テナント料が入る」と言ってもそのほとんどが公的機関であるため、結局私たちの税金から賃料が賄われているということなんですよね。
20階にある、眺望の素晴らしい広くて奇麗な会議室で講師のお話を聞きながら、いったい誰のための建物なんだろう。。。と考えてしまいました。