(ミニ)救命講習を受けました

遅ればせながら本日、中野消防所署内でAED(自動体外式除細動器)の使用を含む救命講習を受けてまいりました。
今回は時間の制約上、実技を中心としたポイントのみの特別講習を受けさせていただきましたが、それでも本やパンフレットを読むだけより断然効果的に習得できたと思います。
ちなみに認定書が発行される(有効期限3年間)正式な救命講習は(財)東京救急協会というところで開催されています。個人的に受講したい方はこちらへどうぞ。団体で受講したい場合は中野消防署に問い合わせればスケジュールを調整して同じく中野消防署内で受講させてもらえます。(どこで受講しても所定のテキスト代がかかります)消防署の担当者の方いわく、年々受講者は増えているそう。
070918_165430_M.jpg①まず体温をおでこで感じながら肩を叩いて呼びかけ、意識の有無を確認する。 大体3回、叩き方も声も最初は軽く、徐々に強く。かけ声の刺激、あるいは肩を叩く痛みを感じられるかどうか確かめる。
②反応がなかったら、大声で助けを求め、119番通報とAEDの搬送を依頼する。このとき重要なポイントは、決してひとりで何とかしようと思わないこと。「救急車を!」ではなく、必ず「119番を!」ということ。「誰か持ってきてください!」「誰か119番を!」ではなく「あなたが持ってきて」「あなたが119番を」と相手を指さして迅速に行動してもらうこと。とにかく時間との勝負。一分経過ごとに生存率(社会復帰率)が低下します!
③気道と呼吸の確認
④呼吸がない場合人工呼吸 *この辺は実技が一番わかりやすいので実際の講習で確認してください。
070918_165807_M.jpg⑤胸骨圧迫 心臓は左胸にあると誤解されることがありますが、実際には真ん中へんにあって左に傾いて位置しているそうです。ひじをまっすぐ伸ばし、両手を重ねて下にある手のひらの下の方を胸の真ん中あたりにあて、手を引き上げる感じで圧迫する。テンポは一分間に約100回のペースで(これも実技を経験するのが一番かも^^;結構な体力がいります。)
070918_170858_M.jpg⑥AED到着 とにかくまず一番最初に電源を入れる。 (蓋をあけた時点で自動的に電源が入るタイプのAEDもありますが、中野区に設置されているタイプは現時点ですべて手動でスイッチを入れるタイプです。)そのほか余計なことは一切せず、自動音声の指示に従う。
⑦電極パッド2枚を胸に貼る。体のどこに貼るかは電極パッド本体にわかりやすい絵が書かれているので安心。このとき重要なのは汗や水で体が濡れている場合、しっかりふきとってから貼ること。プールサイドや雨の降っている校庭など水気のあるところで使用しない。やけどをしないようにパッドは浮かないように体に密着させる。ペースメーカーが埋め込んである場合はそこを避けるようにする。。。。などが主な注意事項です。
070918_170907_M.jpg⑧AEDが電気ショックの必要性を判断したら、周囲の人たちに患者さんの周りから離れてもらう。AEDが心電図を解析している間は患者さんに触れてはいけません。身内や親しい人達がいる場合はどうしても患者さんの近くに集まりがちですが、必ず離れてもらうこと。
⑨ショックボタンを押す。このときも誰も患者さんに触れていないことを確認してからボタンを押すこと。
以後はAEDの音声メッセージに従います。
AEDの操作は比較的簡単ですが、その前段階の人工呼吸や胸骨圧迫にはある程度慣れが必要かもしれません。理想はすべての段階をマスターすることですが、他人に人工呼吸をするのに抵抗がある場合や時間がない場合、自分一人しかいない場合は、AEDの使用を最優先してくださいとのことです。
ちなみに一般区民がAEDを使って万が一不幸な結果になったとしても、法的に責任を問われることはありません。
一番不幸なのは、処置を講じていれば助けられたかもしれない命が何もしなかったことによって失われてしまうこと。
それを防ぐためにもAEDの設置とともに一人でも多くの方たちが救命訓練を受けることが望まれます。行政や議会ができることもまだまだ沢山ありそうです。