先日、以前通っていた「一新塾」の交流会(大プレゼン大会)に行ってまいりました。
内容は現在、塾に通っている現役生からOBOGまで、自らが社会の中で実現したいプロジェクトがある人(チーム)がオークション形式でプレゼンし、賛同者から知恵や資金、マンパワーを募って実現にこぎつけようというもの。
テーマは道州制から農業、高齢者の健康支援、アーティスト支援、議会改革、教育改革など幅広い分野にわたっていて、聞いているだけで大変勉強になりました。
ただ、政治や行政の現場を多少なりとも知っているものとしては、
「気持ちはわかるけど、もう少し現状を調べてから内容を練った方がよかったのでは??」と思う発表が多かったのも事実で、アンケートにもそのように書きました。
でもよくよく考えると、こういうことを言ってるから政治や行政が変わらないのかもしれません(><)
政治や行政はこう変わったらいいのに、という「外」からの率直な目線、これがとても大切なのに、これでは「中」の現状にうまく合わせることをアドバイスしていたようなもので、大反省です。
正直、政治の世界って「中」に入ってみないとわからないことがたくさんあります。議員になって一年間たって一番実感することです。
議員や行政マンは褒められることより批判されることの方が多いのですが、こちらの言い分ももう少し聞いてほしい、と思うことも多々あります。マスコミのバッシングについても、こんな偏った報道では皆が誤解してしまう、と怒りを感じることもしばしばです。
でもそれはまだまだこの世界が「閉ざされた」世界であり、外に開かれていない、見えにくいものであることの「証明」なのかもしれません。それを打破しない限り、政治や行政への不信、誤解、バッシングはなくならないのでしょう。
議員としてあるべき姿、やるべきことを改めて真剣に考えた一日でした。
いかんいかん
2008年4月21日