長野聖火リレーに想う

長野で行われた聖火リレー、テレビや新聞のニュースでご覧になった方も多かったのではないでしょうか。
幸い死者が出るような大事件には至らなかったものの、大方の予想通り大小の小競り合いや抗議行動があちこちで起き、「平和の祭典」には程遠い結果となりました。
ところで今回、なぜチベットの人たち、あるいは世界の人権団体がここまで身体をはって中国に抗議活動を行っているのでしょうか。
実は私も先月のラサ(チベットの首都)での暴動が起こるまで、恥ずかしながらこの「チベット問題」についてあまり詳しく知りませんでした。
しかし暴動をきっかけに色々調べた結果、もっとこの問題について皆で真剣に考えなければならないのではないか、と強く思うようになりました。
1949年以降、中国政府がチベット自治区住民に対し、何を行ってきたのか。
そして5月に来日予定の胡錦濤国家主席が過去チベット自治区書記であったとき、そこで何が起こったのか。
今、日本では調べようと思えばどんな情報でもほとんど手に入ります。是非一度この問題について調べてみてはいかがでしょうか。
かつてモスクワで行われたオリンピックを政治的理由で西側諸国がボイコットした時がありました。幼かった私は当時世界最強と言われていた柔道の山下選手やマラソンの瀬古選手たちが出場できなくなってかわいそうだなと思ったことを記憶しています。
そして今回の北京オリンピックが真の平和の祭典として開催され、日本人選手が晴れ舞台で活躍することを望む気持ちは変わりません。
それでも私たち日本人は「オリンピックだ!ガンバレ日本!」とただただ応援するだけでいいのか。これを機会に今回の北京オリンピックに日本が参加することの意味を真剣に考えてみる必要があるのではないのか。少なくとも私はそう思っています。