平成20年度の区政運営の総決算を行う「決算特別委員会」にて、34分(答弁時間を含む)の持ち時間で質疑をさせていただきました。
箱モノ、道路信号などで住民を満足させてきたハード中心の行政から「ひと」が主役のソフトサービスの時代へと変わってきている今。
政治や行政や関わる人間ひとりひとりの「知恵」なり「ひととなり」が、これまで以上に問われてきます。
これから超高齢化社会を迎えようとしている中、景気の動向に左右されることなく安定的、継続的に皆さまに満足していただける行政サービスをしていくためには、政治家はもちろんですが、行政職員にも大きな発想の転換が必要です。
地方公務員といえども「前例や慣例に従い、言われたことだけ間違わずにやっていればいい」のではなく、責任をもって自ら考え、行動を起こせる人材、時代の変化に適応し、地域の特性を活かしながら、中野区の新しい可能性を開拓できる「自律した」人材が益々求められてくるのではないでしょうか。
しかしせっかく素晴らしい人材がいても、職場でその力を発揮できなければ意味がありませんよね。職員の皆さまが職場で自分の力が充分発揮できていると感じ、日々の仕事にやりがいが持てれば持てるほど、私たち区民への対応も変わってくるはずです。
その辺も含め、区の「ひと(職員)」に対する考え方や活かし方について、いくつか質問させていただきました。
中野はいまいちこれといった特徴がない、と言われることが多いのですが、もしも、
「中野区の職員は日本一元気でサービスが素晴らしい!」
「自分の子どもも是非中野区に就職させたい!」
くらい全国的に有名になったとしたら、それは立派な「自治体ブランド」として通用しますし、お金のあまりかからない区のイメージアップ策としても、かなり有効なんじゃないかなあ(笑)優秀な人材も集まりやすくなるかもしれません。
区は「職員2000人体制」を掲げ、積極的に人員数の削減に取り組んでいますが、中野は他の自治体に比べて児童館や地域センターなどの外部施設を多く抱えており、そこの人数も職員数に含まれていることもあって、本庁舎の職員の皆さま、特に管理職の方は大変なようですが、 区を元気にするにはまずは区役所から!中野区ならでは、の素晴らしい行政サービスを提供していただくために、これからも頑張っていただきたいです。
今日はいいお天気になりそうですね、私は今日は午前中に地域防災関係の仕事をした後、午後は地方議員仲間の結婚披露宴に出かける予定です。皆さまにとって素敵な日曜日になりますように!
質問終了!
2009年10月4日