間違っている意見なんてない

 先日、現政権が実現しようとしている「高校無償化」法案について反対の立場の区民の方からメールをいただき、
 「私の考えは間違っているのでしょうか???」
 と質問されました。
 私は、基本的に個人の意見や考え方に「正しい」も「間違っている」もないと思っています。(間違ったデータを根拠にしたものについてはこの限りではないかもしれませんが)
 この仕事をしておりますと特に、自分と違う意見や考え方をお持ちの方々と接触する機会も多くなります。
 その場合、どちらが正しいか正しくないか、ではなく、それは単なる「考え方の違い」である、ととらえてご意見を伺うことにしています。その上で賛同するところは賛同しますし、違うところはこういう理由で違うと言います。
 しかしそれだけ多種多様な意見や考え方がある中で、政治家は、自分がこれだ、と思う考えを明確に打ち出し、一人でも多くの方の賛同を得ていかなければなりません。逆に言うと、何か言えば必ず「反対派」もたくさん出てくる、ということです。そういった状況の中で自分の意志を明確に表明していくには、大げさではなく、かなりの「勇気」が必要となります。
 多くの方の賛同を得るためには、しっかり勉強し、説得力のある説明をしていかなければならないのはもちろんですが、それ以前に「あの人の言うことなら」といった、人としての信頼感をもっていただくことも非常に重要だと思っています。(しかしそう言っている本人がまだまだ道半ばでこれからもっと努力が必要なのですが^^;)
 そういえば以前、議会で自分の意見を述べたところ、終了後に区民の方が控室に押し掛けてきて、
 「お前の考えはおかしい!」 
 「どこでそんな考え吹き込まれたんだ、改めろ!」
 と怒鳴られたことがありますが(笑) 他人の意見を根拠なく間違いだと決めつけ、自らの考えを一方的に押し付けるのはあまりよくないことだと思います。