小学校での英語教育、その前に。

明日から平成22年度第二回定例会がスタートします。
今回の私の質問テーマは
「区立小学校の外国語教育について」
今年度から国の新しい学習指導要領に基づき、小学校5,6年生の週1コマの外国語活動が必修となりました。
ややこしいのですが外国語の「授業」ではなく、「活動」ということで、評定もないし教科書もない科目です。(この時点で国は本気で日本人の英語力を向上させようという気があるのだろうか、と疑問に感じるところではありますが)
とはいえ、週一回、貴重な時間と税金をつかって子どもたちに「外国語(英語)教育」をしていくと決めたからには、当然のことながらその内容を充実させ、成果をあげていく必要があります。
文科省のホームページによりますと、「音声を中心に外国語に慣れ親しませる」とありますので、当然、聞く話すが中心の教育内容となります。
中野区では、ALT(アシスタント・ランゲージ・ティーチャー)という位置付けのネイティブ講師と担任の先生がペアを組んで指導する「ティームティーチング」という手法を取り入れ、実施しています。当然、小学校の先生方にもある一定以上レベルの英語力が求められることになります。
しかし、本日、東京都に問い合わせて驚きました!
東京都の小学校の教員採用試験において(23区の教職員の人事権は各区ではなく東京都にあり、採用も東京都が行います。区立小学校の先生方は、中野区ではなく東京都の職員なのです)
今年度から小学校での外国語活動(基本的に公立は英語です)が必修になるとわかっていたはずなのに、現時点でも未だ試験科目に「英語」はないんだそうです。
ついでに文科省に聞いたところ、小学校の教員採用試験に英語関連の科目を入れるかどうかは、都道府県の判断に任せているということでした。
ちなみに学校の先生になるためには、大学で教員養成課程、というのを履修して免許を取るのが前提となりますが、英語の科目は中学校20単位に対して小学校2単位と非常に少ないうえ、文科省の指導に基づき、外国語活動の指導法を養成課程に入れている大学は、国公立私立合わせて45%しかないそうです。(実施を予定している大学が19%、検討中が28%、やるつもりはない、が8%)
小学校から英語教育をやるのもいいですが、その前にまず、それを担当する小学校の先生方の英語力(指導力)の育成が急務だと思うのですが。。。。
他にも区立小学校の英語教育の現状をみますと、いくつかの問題点があることがわかりました。後日、議場で明らかにする予定です。