東北地方太平洋沖地震発生時、中野区では

 311日(金)に発生した大地震で犠牲になられた方々に哀悼の意を捧げるとともに、被災地の皆様にお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧をお祈りいたします。
 地震発生時の中野区内の震度は5強、直後に災害対策本部が設置され、第1次非常配備態勢に入りました。当日は区立中学校11校、区立小学校6校に避難所が開設され、各地域センターの職員をはじめとする区職員が泊まりこみで対応、付近の巡回にあたりました。(中野区役所、サンプラザも開放されました。)
 翌朝には避難所も閉鎖され、非常配備体制から初動配備態勢となりました。区が把握している限りでは死者や重篤な怪我人は出ておらず、物的被害としては一番多かったのがブロック塀の倒壊で(7件)火災は1件でした。(312日時点)ただし区有施設をはじめ、区内のあちこちで水道が止まったり、ガラスが割れたり、壁に亀裂が走ったりという被害が起き、エレベーターがストップした高層マンションではお年寄りが大変苦労されたようです。
 区役所本庁舎でも壁に大きな亀裂が走り、タイルが剥がれて落ちたりしました。災害対策本部が設置される防災センターは本庁舎2階にあり、庁舎自体が震災で大きなダメージを受けてしまった場合、現場が混乱に陥りその後の復旧作業が大幅に遅れる恐れがあります。区は本庁舎移転建て替え計画に基づき、用地の確保までは済んでいる状態ですが、厳しい財政状況の中、新庁舎完成がいつ頃になるのかという具体的見通しはたっておりません。本庁舎以外の区有施設も含め、状況によっては耐震強度を再調査し今後の対応を協議するべきではないでしょうか。
 今回の地震ではハード面だけではなく、情報伝達の問題などソフトの面でも色々な課題が見えてきました。いつ起こりうるかわからない大地震に備え、行政も私たち区民もこれまでの対策で十分だったのか改めて考え備えていく必要がありそうです。