中野区総合防災訓練2012

今日の午前中は区内2か所で「中野区総合防災訓練(避難所開設訓練)」が実施されました。
この総合防災訓練は、毎年区内の北と南一か所づつの会場で、9月1日の「防災の日」前後に行われます。
(会場は毎年変わります)
本日は会場周辺の防災会(町会)の皆さんを中心にかなり多くの方が集まったようです。
防災訓練2012.JPG私は南側の区立第十中学校の訓練に参加しました。
あいにく訓練開始後、ほどなくして雷雨となってしまい、予定よりかなり早めに切り上げて終了することになってしまったのですが(><)
普段こういったイベントで御見かけしたことがないようなご近所の方が複数参加していて、防災への関心が高まっていることがうかがえました。
ただ大人数が集まることで、改めて避難所の狭さを実感しました。屋根や間仕切りがあるとはいえ、板張りの体育館でぎゅうぎゅう詰めの避難生活は季節を問わず、想像以上に過酷なものです。
水や食料、簡易トイレの備蓄はもちろんのこと、家の耐震性の確認、家具の固定や配置の見直し等、怪我を防ぎ、避難所にこなくてすむような備えを各人がしていただくことが実は一番大切です。
実際に震災が起きた際に避難所に行くのは「最後の手段」くらいに考えておいて下さい。
それでも震災時には多くの怪我人や急病人が出て、医薬品や治療器具、医師が全く足りなくなることが予想されます。そこで助かる見込みが高い人にできるだけ多くの治療を行うために、怪我などの程度に応じて治療の優先度を選別(トリアージ)することが必要となります。その時に使われるのが写真の「トリアージ・タッグ」です。↓
トリアージ 001.JPG 
医師が傷病者の重症度、緊急度等を判断し、黒(死亡または救命の見込みのないもの)から緑まで4段階に分けて治療の優先度を決めることになります。
これを見るたび、大規模事故か災害だったか、とにかく多数の人命救助をテーマにしたテレビドラマで、自分の父親を「黒」判定されて納得がいかず「父は生きています、助けて下さい!」と女性が泣きながら医師にすがりつくシーンがあったのを思いだします。
いつ大震災が起こってもおかしくないと言われている中で、我々は誰もが同じような経験をする可能性をもっているということは認識しておく必要があるかもしれません。