働きたいのに働けない子供に対して家族ができること

先月ですが、長期間無業状態の若者とそのご家族を対象としたセミナーに参加してきました。
IMG_0406.JPG 会場は中野サンプラザ会議室
長期の失業者は若者が多く、25歳~34歳が一番多い割合を占め、35歳~44歳がその次に多い割合となっています。
何もしなければ今の社会状況では、その層がそのまま高齢化し無業状態が固定化してしまうでしょう。
実態としては、当事者たちは怠けているわけではなく働きたいのになかなかその一歩が踏み出せない、やってみたけれどうまくいかず益々動けなくなってしまった、それで本人も家族も苦しんでいる、というケースが非常に多いようです。
セミナーでは、家族が対応を変えることで本人も変わる、ということで様々なアドバイスがありました。一部をご紹介しますと
1 3D(でも、だって、どうして)を言わない
2 3H(否定、非難、批判)をやめる。
3 子供が久しぶりに話し始めたらさえぎらない
4 興味をもって話を聞く
5 子供の秘密を守る( ex. 母親だけに話したことを父親や兄弟に話さない、秘密を守る期限を聞く)
6 家庭を社会化し一人暮らしができることを目指す(家事など役割を与える)
7 適度な距離感を保つ、20歳以上の子供は「さんづけ」にする
8 両親が互いを責めない
9 親は自分の老後を確認し、覚悟を決め経済的見通しを共有する。
等々。
昔とは社会情勢が大きく変わり、学校を出たら即就職、が「当たり前」ではなくなりました。本人の努力も必要でしょうが、働くことについて、仕事について、将来何をしたいのか、どんな人生を望んでいるのか、それを実現するために今、そしてこれから自分は何をどうすればよいのか、もう少し早い段階から自分の頭で考える教育を充実させることも必要だと思います。