家庭ごみ有料化見送りに

先日終了した改選後初の定例会の一般質問で、区の空き家対策と家庭ごみ有料化計画について質問しました。
増え続ける空き家とそれに対する苦情に対し、昨年国がつくった「空き家対策特別措置法」。
これが今年からスタートしたことにより、例えば都税事務所の納税者情報が開示されるようになって、これまで分からなかった空き家の所有者の特定がスムーズにできるようになり、区の対策業務もかなり効率的に進められるようになりました。
個人情報保護をうたって東京都、市区町村のそれぞれの部署がそれぞれの情報を抱え込み、公共の福祉の向上の為に必要なものであっても絶対に外部に開示しないという現状は、元々非効率で無駄が多い役所の仕事を更に増やし、問題解決を先送りにするか見てみないふりをする体質を更に助長させているように見えます。区役所の内部でも部署をまたぐと、同じ住民の情報が共有できず、業務の効率化がなかなか図れないし、ご本人にも不便を強いていたりします。そもそもこの時代にも拘わらず、いまだ情報を紙台帳で管理する風土が残っていることからしてどうなのだろうと思うのですが。
そして今年6月にたたき台を議会に提案するとしていた「家庭ごみの有料化計画」は結局提出されませんでした。
平成11年度から26年度まで見事右肩下がりで区民一人あたりのごみの量が減り続けている中、23区で中野区だけが有料化をスタートさせるにはまだまだ問題が多すぎる、と一貫して計画策定には反対の意を表明しておりましたので、提案を見送った区の今回の判断は全面的に支持しています。
更にごみを減らすためには、分別やリサイクルを進めることも大事ですが、家庭ごみ全体の4割を占める「生ごみ」を減らしていくことが今後の大きな課題です。最近ではにおいも虫もほとんど出なくて、手間もほとんどかからないマンションのベランダにも置ける土を使った生ごみ処理器も様々出てきていますので、関心のある方は是非調べてみて下さい。非常時の簡易トイレとしても使え、都会における災害対策としても有効です。