東中野の桜について part2

東中野の線路沿いの桜について、これまでの経緯はこちらをご覧ください → 東中野の桜について

今年の2月13日~3月3日にかけ、樹木医によって不健全と判断された線路沿いの桜が16本伐採されました。(当初の計画では昨年の12月20日に作業がスタートする予定でしたが、伐採に反対する周辺住民の方々がバリケードをはって作業を阻止し、この日程になりました)

その後、中野区の公園課が開催した桜並木の今後についての住民との意見交換会に参加してまいりました。

中野区からは桜の伐採作業の結果や、桜の現状と課題などについて説明があり、その後、桜並木存続を要望する住民グループの代表者からパワーポイントを使って様々な提案が行われ、区と住民が議論を交わしました。

 このような住民側のプレゼンの場がある意見交換会は珍しいです

流れとしては、まず区からの説明の後、桜並木の保存を要望する住民グループからのプレゼンテーションがあり、その後質疑応答という順番でした。

区からは、

1 線路沿いの桜の樹齢はおよそ64年で寿命を迎えつつあり、今後回復する見込みは非常に低い(ソメイヨシノの寿命は60年程度)

2 樹間が狭いため本来の桜の樹形が保てておらず、道路側に伸びた枝が車両通行等の支障になり、剪定した太枝から腐朽が進んでいる。

3 桜が41度の角度の斜面に生えており、倒木した場合に鉄道運航に影響を及ぼす危険性が高い(再度ソメイヨシノを植えてもまた数十年後は同じことの繰り返しとなる)

3 桜が生えている土地はJRの管理用地(鉄道区域)であり、そこで手入れなどの作業を行う際は特別な資格を持った人間を配置する必要があり、電車の運行終了後、電気が止まるまではフェンス内に立ち入れず、中に入る場合もその許可を申請してから許可が下りるまでに2~3週間かかる(マメな手入れができない)

4 現在残っている23本のうち14本がB1判定(注意すべき被害がみられる)9本がB2判定(著しい被害がみられる)という状況

住民グループからは、

枯れている枝の剪定、線路側へのフェンスの設置、2~3mの桜の植樹、区と住民とJRの3者による協議会の設置、などが要望されました。

その後の質疑応答の内容については、また改めてご報告いたします。