先日の東中野の線路沿いの桜についての説明会では、参加者から様々な質問が出ました。
Q.京都の山桜がそうだが、桜は傾斜が大好物。危険性は少ないのでは?
A.京都のように法面(斜面)管理が安定しているところとは状況が異なる。
Q. ワイヤーサポートで生き永らえさせるできないのか?
A.幹はもつかもしれないが、大きな枝折れは防げない。鉄道区域のため中に立ち入って写真撮影することもなかなかできない状況で、こまめな手入れもできない。
Q.維持管理料として、年間250万円をJRに支払っているがその明細はあるのか?(伐採費2500万円の明細は)
A.JRが実際に使った経費はわからない。協定により、250万円を上限として係る経費を中野区が負担している。この金額では足りないのではないか。伐採に要した金額は恐らく2500万円よりも大きい。
Q.今年はなぜ菜の花が咲かなかったのか?
A.伐採に時間を要し、法面が荒れる時期と重なったため菜の花を植えられなかった。
Q今後、新たに桜は植えられないのか?
A.区としては桜を含め、中高木は植えるのは難しいと考えている。JR側はツツジくらいでないと難しいと言っている。
Q.桜山通り(区道)を無電柱化して、一方通行にしそこにマスをつくって植えることはできないのか。
A.一方通行にするには4.5メートル以上の幅員が必要。可能性を検討する。
後は要望として、
・縦割りにならないように今後は新年度に新しくできる東中野のまちづくり部署の担当も必ず意見交換会にきていただきたい
・JRと区が責任を押し付けあって堂々巡りにならないように。
などの声が上がりました
↑不健全と診断され伐採された桜の切り株。触れてみるとスポンジ状になっていました。放置していれば倒木の恐れがあったと思います。